FAQ » IoT PLC通信モジュール

よくある質問カテゴリ

1. PLCとは何の略名ですか?

Power Line Communication(電力線通信)の略になります。

2. 他の電力線を使用した通信と何が違うのですか?

PLCには主に450KHz以下を使用する低速用PLCと2MHz~30MHzを使用する高速用PLCがあり、

弊社が取り扱うのは高速用PLCになります。

3. IoT PLC通信モジュールの長所、短所は何ですか?

長所(特徴)は主に以下の4つになります。

・長距離:マルチホップ機能で約2Kmまで伝送可能です。

・Anywireに利用可:電力線以外に同軸、専用線、電話線などにも利用可能です。

・高速性:物理速度250Mbpsですが、実効速度は約150Mbpsです。

・セキュリティ:AES暗号に加え、伝送路の状態を推定して通信するため盗聴はできません。

短所は分電盤、ノイズ機器、配線トポロジー、線材などによって通信性能は異なります。

4. 無線LANと違って、メリットは何ですか?

無線LANとPLCは利用場所や利用目的が違うので簡単に比較はできませんが、簡潔に比較すると、無線LANでは繋がらなくても

PLCでは繋がります。

5. モジュールの価格を教えて下さい。

モジュールの数量や利用する用途によって異なりますので、まずは貴社の①使用用途②量産時期③数量/月、年間ロット数、

量産期間を教えて頂きたくお願いします。

6. モジュールの製作納期を教えて下さい。

注文書を頂いてから納品まで約4カ月ですが、部品の調達状況によってはさらに遅れる可能性はありますので

弊社の営業と調整をお願いします。

7. どんな環境で使えますか?

さまざまな線(VVF、専用線、同軸、電話線など)で通信が可能です。

ただし、電力線での利用の場合は電波法100条(屋内利用に限る、屋外利用の場合は前提条件有)に従う必要がございます。

8. 逆に、使えない環境はどこですか?

マルチホップでは通信線が2Km以上になると通信できない可能性はあります。

電力線環境下では、充電器やドライヤーなどノイズ機器が近くにあると通信できない可能性があります。

その場合はノイズフィルタなどをつけていただく必要がございます。

9. 既設の配線を使えるということですが、配線の仕様によって通信容量や速度は変わりますか?

通信線の特性インピーダンス、トポロジー、分電盤ブレーカー内、外によって通信速度は変わります。

10. ノイズが心配です。何か対策は施してありますか?

IoT PLC方式はさまざまなノイズ耐性の機能を実装しており、その一つとして、LDPC-CC符号やReed-Solomon符号を

用いております。

また、ノイズの影響で通信ができない場合は、ノイズ発生する機器にノイズフィルタの設置で改善される場合があります。

11. どのぐらいのデータを転送できますか?

PLCの物理レートで実効速度は約150Mbpsです。

12. IoT PLC通信モジュールは、防水対策をしてありますか?

モジュールなので防水対策はしておりません。防水対策はお客様の筐体で対策をお願いします。

13. 設置後のメンテナンスや定期的な更新やupdateの必要性はありますか?

お客様のシステムに依存致しますので、ご回答しかねます。

ただ弊社はメンテナンスやソフトウエアのアップデートができる施工ツールの提供を行う予定です。

何かあった場合はアップデートが可能です。

14. 落雷などで故障することはありますか?

故障する可能性はございますので、屋外での利用の場合は雷サージなどの対策を貴社にて行っていただく必要はございます。

15. 故障した場合はどうすれば良いですか?

弊社の過失の場合、交換致します。

16.モジュールはどのようにして使用しますか? モジュール以外に必要なものはありますか?

お客様のシステムや通信線によって異なりますが、周囲部品は必要です。モジュール仕様書をご参考ください。

17. 実際に試してみたいのですが、アダプタも含めたデモ機は借用可能ですか?

貸し出し可能です。弊社の営業にご相談ください。

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